2012年12月16日日曜日

イベントを終えて

今回はみちこが伴走してくれました。


 今回は本当にみちことの1for1だったと思います。

 お互いできないとこびっちりカバーしあって、途中でお互いやべーかなと思っても倒れず走りきることができました。
 本当に感謝してます。
 精神的にも引っ張ってくれたと思うし、僕もイベントやることでみちこが少しでも進んでてよかったとも思います。

 今まできくりんや新川さん、長栄さんなど、色々僕に付き添ってくれて一緒に走ってはくれていたけど、僕が人間不信で、色々気づかず失礼だったり「でも一人」とも 思っていた部分は正直ありました。
 もちろん感謝しています、3回も4回も5回もそれぞれお三方がなければできなかった。
 回を重ねてしか進めなかったのは僕もそうだったと思います。

 みちこは4回に走りに来て、5回に手伝いスタッフに来て、今回中心でやってくれました。
 今年もみちこが一番先にメールをくれました。
 「やんないの?」って。
 「やる」って言ったけど10人でやるとか言った記憶があります。
 結局両日合わせて50人来ていただきましたが。

 何回も来てくれてる人がちらほらいてうれしかったりもしました。
 もちろんはじめての人もすごくです。
 来年のことはわからないし、色々思うところもあるけ れど、とりえあず今年は「なんで自分だけが」とはほとんど思わず、関わってくれた人皆に感謝しています。
 ありがとうm()m
 こんな自分のイベントに。

 (イベント翌日とかのツイッターより) 


イベント後 みちこインタビュー



 終わったあともそれぞれ色々バタバタしていて、10日後くらいに、お肉のファミレスで二人でささやかな打ち上げをしました。
 みちこはうつうつぎりぎりで遠藤も精神的に微妙でしたが、そういうぐだぐだ感が最後まで皇居マラソンらしくてよかったです(…と思います^^;)


 「今年は、スカイプとかでも何度も言ってたけど、皇居マラソンに行けたら120点!って自分の中で設定してました。
 だからもう、今年の目標達成!」(笑)


 早い(笑)

 (笑)「ハードル低く設定してました。0点より上に行ったら、自分ではもう合格なので、気負わないようにと。
 だからイベント当日とかも肩の荷下りてた部分はあります」


 5日終わっても、そんなに疲れてないって言ってて、13日も問題なく進めて、来てくれて、感動しましたm()m

 「皇居マラソンというイベントが、わたし的には
 来てくださった方に『おもてなしします』というより、『自分が去年と比べて、どのくらい元気になれたか』というパロメーターのためでもあって、完全に自分のためにやってました」


 落ち着いてたね、僕と違って(笑)

 「主催者は遠藤さんだったし、責任もそんなにないので(笑)自分自身をためさせてもらえる場所としてやってました。
 
 一番大変だったのは、13日はみんなと一緒に集合時間・場所に来たので、下ごしらえの時間もなく、一度目におにぎり炊き上がった後、けっこうあっというまに無くなったけど、2回目のおにぎりをできなかったのがくやしいです」


 僕が遅刻したしね(笑)
 そういうカバー部分も、台所関係は一手に任せられたとかの部分も本当に助かりました。

 



全員がアウェイなイベント


 みちこにとって皇居マラソンって何?

 「うーん。
 世の中、人のため、に何かやるっていっても限界があると思っていて。
 走ることの意義、みたいのは、それぞれの参加者さんがそれぞれ持っていてくれればいいと思う。

 来てくれる人は、ひきこもりとか当事者が身近にいる人もいれば、『(メンタルなどの)当事者ってどういう人?』って人もいる。自分が当事者で、がんばって来る人もいる。

 意義は、みんなが好きに利用してくれればいいなと。

 みんなで『こういうコンセプトがあって、やろう!』っていうのじゃなく、それぞれに理由があって、という。」


 ゆるいイベントだもんね。

 「私も、最近(友だちや周りに)自分を出してないな、誰か誘おうかな、とか思ったり。
 そこにそれぞれの意義が生まれると思ってる。
 
 最初は『ヒマだったから来てみた』大学生の人が、『あ、人と一緒に走るのっておもしろいな』って思って、まったく別のところで、みんなで走りはじめて、今では走り方教室をやってくれたり。
 
※外松くんのことです。

 そういう関係性が広がっていけばいいと思う。 
 当事者とか健常者とかあっても、みんなで『あーよかったね』って思えるし。 
 
 こっち(運営側)が何かのコンセプトでやってるんだとしても
 『このイベントに参加する限りは、こういう意志を持ってください!』というのじゃなく
 なんとなく集まって、なんとなく必要なものを拾っていってください。」



 僕も、もう6回もやってると、自分のコンセプトとかというより、なんか流れで色んな雰囲気や毎回の空気や色とか、勝手についてくるように思えます。

 「来る人の中には
 『私もこういうふうにウツになったりすることとかあるかも』っていう人もいれば
 『来て、一日過ごせた!』って人もいるし
 『こんな世界があるんだな~』って人もいる。
 全員がアウェイなイベント。

 元気ない人が来ても、アウェイ。
 ひきこもりとかまわりにいない人が来ても、アウェイ。
  
 そんな中でどうやって距離をとろう、とか、考えたりしながら一日過ごす、そんなイベントかな、と私の中では思います。」


 今日は体調微妙な中、『打ち上げしようね!』って言ってたのを実行してくれて、本当にありがとう。
 うれしかったです。





遠藤の総括



 今回の皇居マラソンは、いつもぐーぐー言ってるのとは違い「やらない」ことはありえませんでした。
 9月や10月ころから、みちこからメールやスカイプで「やりますよね?」と連絡が来てましたが、今回は規模を縮小しても「とにかくやる」つもりでした。


 2012年度は、50人集まり、内容もごはんもたっぷり出せ手伝いもたくさん、寄付金も10万以上出せ、その後のイベントも賛否は少しありましたが、楽しめたものじゃないかと思ってます。
 しかし、裏はぐだぐだを超えひどかったです。
 スタッフはわかると思いますが、僕がてんぱりですまずキレまくり、メンバーは離れ、あげくの果て寄付は1年送れ(報告も)もう、ひどすぎが骨頂に達していたと思います。


 これで、今年やらなかったな、「ない」な、と。
 人として。


 体制は一人でできるものにしました。
 どんなにスタッフが抜けても自分一人でできるものにしました。
 誰かのせいにしすぎないように。

 
 数年人件費をとってましたが、今年はボランティアにしました(自分は)
 何が起こっても自分が全部背負えると思えるように。
 (「仕事」ではないのですから!)

 
 人数が少なくとも、とにかくやる。


 結局、みちこが最後まで伴走してくれ、ののやさんをはじめとする他の協力もあり、今年は例年より自分の精神的にまったりとできたと思います。


 2日やったのは、告知をはじめたのがクリスマス頃だったので「一日じゃ赤字とるの間に合わないな」と思ったのと、日曜にやってみたらどうだろう、というのと(銭湯がない)、より当事者色が濃い日を別に作ってみようか(当事者来やすい)と思ったり色々ありました。
 予定の日が閉館していてとれなかったというのもあります。


 今回は「第一回にもどろう」というのがコンセプトでもありました。

 
 少人数にし、毎回、誰が来てくれたのかあまりわからない、というのもあり、来てくれた人みんなに、ちゃんと愛着?を持ち、わかるようにしようと。
 結局、2回に分けたので、去年と参加人数じたいは同じでしたが、バラけて、少しは人と接せられたかなあとも思います。


 来年のことは、わかりませんが、これでひとまず締めさせていただきたいと思います。


 予算のところを見ていただければわかりますが、15000円ほど、余剰が出たので(ありがとうございますm()m)、今も宮城県石巻で在宅高齢者支援をしていて、毎年ニート米を送ってくれているフェアトレード東北に寄付させていただこうと思います。


 最後に、今回一番個人的に自分の心に残った告知をしてくれたブログをリンクさせていただきます。
 
 5kmだけ、だれかと一緒に。1for1皇居マラソン第6回 



 あと、社会起業ゼミが、あと数回なので、参加者さんたちは半額になるので、行ってみるといいと思うよ!

参加特典(社会起業家養成ゼミが半額以下)


 

 ありがとうございました。



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